所沢初の地ビールを飲む
わが家のハスの花がみごとに咲き、いまは花びらが散り、ハチの巣のようになっている。先日、西武ドーム近くにある「Asian Cafe 蓮 ren」で、「いまこんなつぼみになっていますよ」とデジカメで見せたら、お店の人は、「明日には咲きますね」と予想した。
結果はみごとに的中した。ハスの花の命は短い。花は4日ともたなかった。だが初めてハスの花がどう咲くのか、じっくとりと観察できた。
ハスの花をみながら、ふっとベトナム・ハノイにいる娘・ヒュエンはいまどうしているのかと気がかりになった。ひさしぶりにメールを書いた。ヒュエンは少数民族の娘で、ぼくは彼女が高校生のとき奨学金を3年間援助していた。
きのうは西武ドームで埼玉西武ライオンズ「所沢市感謝デー」の日。つれあいの当麻よし子市長も広場にきている。市民限定のおとくな観戦チケットが手に入る。試合結果は、オリックス2-7西武。報道では、昨晩は2万4千人余のファンが観戦している。
試合開始前の西武ドーム前広場では、「ところざわの魅力大集合」がおこなわれている。所沢青年会議所のメンバーが所沢の魅力を発信しようとイベントを用意していた。
「人文字」で所沢のPRとライオンズの応援、ぼくは観戦はできなかったが、市内の世界的に有名なフルートメーカー・村松フルートによる国歌演奏もあった。広場では、「野老ゴールデン」(所沢麦酒倶楽部)の旗がひるがえっている。近くによると、なんと「所沢地ビール」を販売している。
飲んでみるとおいしい。独特の香り、コクとキレがある。ビンのラベルには、「かつて農産品の一大集散地として賑わった野老澤(ところざわ)。野老(やろう)ゴールデンは、そんな所沢の農と食、街を元気にしようと、地元住民と飲食店、農家が協働して、大麦を育てるところから作られたビールです」とある。
所沢の「市の鳥」は「ひばり」。ぼくが子どもの頃は畑で麦がたくさん作られていた。麦作が少なくなって「ひばり」も最近見たことがない。
そんな時代の流れのなかで、所沢初の地ビールが西武ドーム前の広場で、先行販売された。8月1日から市内のいくつかのお店で飲めるという。
もともと所沢は米作より麦が主流だが、上山口にはまだ田んぼがある。田植え・稲刈りの体験をしてとれた米で、「ゆめところ」(所沢の米で日本酒を作る会)が飲める。また所沢特産の里芋をつかったさといも焼酎「恋も咲くところ」(所沢商工会議所青年部)もすでに販売されている。
地ビールも大麦栽培から始めている。地元の農家・市民・飲食店が連携して、所沢初の地ビール「野老ゴールデン」が売り出された。ビール好きなつれあいに地ビールを2本買った。所沢の若い人たちは、まちおこしにいろいろな知恵と汗をかいている。
当麻よし子のHPに動画(YouTube)「第5次所沢市総合計画のご案内」を追加しました。新緑の狭山丘陵・トトロの森で撮影しました。ぜひクリックしてごらんください。
当麻市長が市民に約束した3年半のマニフェストの外部評価報告書もごらんください。
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