大地殻変動がおきた総選挙
昨日投開票がおこなわれた第45回総選挙。日本列島に驚くべき政治の地殻変動がおきた。結果は、「民主308 政権交代」「鳩山首相誕生へ」「自民119 歴史的惨敗」と大きな見出しが躍る。
8月18日公示直後のマスコミの世論調査では、「民主300~320議席」の予測。終盤になっても、その勢いは衰えなかった。投票前の「週刊朝日」(9/4号)では、「民主ズバリ307」という数字もあった。
よく選挙中の追い上げというのがある。その努力が逆転し当選したということもある。だが今回の総選挙は、そう簡単にくつがえせるほどの情勢ではなかったといえる。
4年前、「自民党をぶっ壊す」といって大勝した小泉自民党。その後、総選挙もなく1年ごとにくるくる替わる首相。「いまの政治をなんとかしたい、変えたい」という有権者の判断が投票行動に「民主圧勝」をもたらしたにちがいない。
昨晩、ぼくは埼玉8区民主党新人の小野塚勝俊事務所にでかけた。事務所は多くのスタッフ、支持者が大型テレビの前にくぎづけされていた。NHKテレビは開票0%でも、ぞくぞく「当確」のテロップを流している。民主党の「当確」がでるたびに拍手がおきる。
だが、埼玉8区はなかなかでない。ついに「当確」のテロップ。事務所は大きな喜びの万歳三唱がつづいた。当確の報で、37歳の小野塚勝俊さんがやってきた。つれあいの当麻よし子市長もお祝いにかけつけた。多くの支持者やマスコミにかこまれての勝利宣言。
選挙は結果で明暗がはっきりする。ぼくはいろんな人の当選、落選の場面を何回もみている。今回の歴史的な総選挙では、元首相、閣僚経験者、党首も落選している。
わが家でもつれあいが、1991年10月の市長選挙、初めて小選挙区制が導入された1996年10月の総選挙(民主党公認)で落選した経験がある。それだけに落選のきびしさも実感している。
有権者は、今回民主党に政権をゆだねた。308議席という重みをもった民主党政権が近く誕生する。総選挙で、野党が単独で過半数を得たのは戦後初めてだ。いうまでもなく選挙は目的ではなく手段。これからが有権者の願いに応える本当の仕事がまっている。
暑い真夏の総選挙が終わった。埼玉8区になる所沢市の小選挙区の投票率は68.74%(前回65.78%)で、約3ポイントアップした。それだけ有権者の関心が高く激戦であった。
結果は、小選挙区で民主党新人の小野塚勝俊さん、北関東比例区で自民党の柴山昌彦さん、共産党の塩川鉄也さんの3人が当選した。いずれも所沢市在住だ。
総選挙報道に影はうすかったが、30日投票の横浜市長選挙は民主党推薦の林文子さんが当選した。政令指定都市の女性市長は8月に初当選した仙台市の奥山恵美子市長につづいて二人目になる。今回の総選挙では女性議員がたくさん誕生したが、女性市長となると日本はまだ少人数だ。
今年に入って、4月の名古屋市、5月のさいたま市、6月の千葉市の政令都市などの市長選挙、7月の都議会議員選挙の結果をみても、「いまの政治状況を変えたい」という有権者の地殻変動が起きている。その大爆発が今回の総選挙であった、と思う。みなさんはどうお考えであろうか。

