市民大学の地方自治コース
昨日、つれあいの当麻よし子市長は、朝から北野お花畑イベント、各種総会などにでかけたが、夕方、見事なバラをかかえて帰宅した。西武ドームでひらかれている「国際バラとガーデニングショウ」でプレゼントされたという。ぼくも先日、国際バラ展にでかけたが、新しいバラの世界をじっくり観賞した。
さて、第16期所沢市民大学の2年次は4月9日からスタートした。市民大学の会場は、4月から生涯学習の新たな拠点施設としてオープンした「所沢市生涯学習推進センター」。航空公園駅東口から徒歩15分ぐらい。所沢航空交通管制部の近くだ。
ここは、旧並木小学校の跡地で、「ひとづくり・ものづくり」「産・学・官・民の連携」「ふるさと発見」「交流・情報発信」を目的としている。この敷地内には、早稲田大学大学院(教育臨床コース)もある。院生は教育現場の教職員が対象だ。
市民大学の1年次は講義中心であったが、2年次は受講生が主体的に学習するグループワークがメインになる。第16期のグループは、「能と源氏物語」「脳の科学」「日本の農業」「所沢市史」「民族音楽」「都市の環境」「地方自治」「地域の自然」の8グループに編成された。ぼくは「地方自治」グループになった。このグループのメンバーは7人+企画委員2人の計9人。
地方自治というとむずかしいが、あらゆることが身近な市政に直結している。ごみ、道路、高齢者福祉、医療、子どもの教育、下水道、環境、市民税等々、毎日の生活と密接に関係している。所沢は交通の利便性がよいため都内勤務者が多い。朝から晩まで東京で働き、所沢は寝る場所という生活で、地域のことに関心をもたない「所沢都民」もかなりいる。
「地方自治」グループは、2年次のオリエンテーション後、市内在住の廣瀬克哉先生(法政大学教授)からグループワークのための「導入講義」を3回うけた。
第一回目は「日本の地方自治のあゆみ」。第二回目は「地方自治と市民」。第三回目は「変わり始めた自治体議会」。テーマでもわかるように、廣瀬先生からは地方自治の歴史、問題点、課題を大局的にうかがった。先生のお話は具体的でわかりやすい。
少人数の「地方自治」グループだが、「学習記録」担当者がいる。毎回どのような議論をしたか記録をしている。Yさんがその担当だ。Yさんから届いたメールの添付をみてびっくりした。実に詳細に先生のお話がメモされている。ぼくはあまりメモはとらないタイプ。送られてきた講義記録をみて、ばくぜんと聞き流していたぼくの記憶力のあいまいさにがくぜんとしてしまう。
いずれにしても、自分たちの住んでいる地域をどうよくしていくのか、地方自治に焦点をあて、今後グループワークをしていくことになる。そのために所沢の地方自治の歴史や特徴をつかむ必要がある。所沢市は2010年11月、市制施行60周年を迎える。グループワークのテーマのひとつに、過去の「所沢市総合計画」から所沢の将来と課題を考えていく方法もある。
具体的には所沢市の人口推移、財政状況の推移、政策課題の変化、まちづくり、行財政改革、コミュニティの変容、情報公開、自治をささえる市民の役割なども考えられる。そして人口30万以上の類似都市の川越市と比較してどうかなどの企画案もある。2年次の具体的なグループワークのテーマは、次回のグループ内の討議をへて決めていくことになる。
グループワークは共同作業。メンバーは普通の市民だ。日ごろ自分たちのまちをどう思っているのか、どうすればよくなるのだろうか、きたんのない意見を交わして学習をしていくことだ、と思う。今年10月には、各グループの発表会が予定されている。
2年次はまだはじまったばかりだ。1年次とちがって自らの頭でものごとを考えていく姿勢が要求される。所沢市民大学は生涯学習のひとつだが、かたくなった頭をみんなでワイワイやれば、少しはやわらかくなるにちがいない。
全国には市民大学という生涯学習の組織はたくさんあると思う。どんな運営で、どんなカリキュラムになっているのだろうか。また2年制の場合はどうなっているのだろうか、具体的な事例を知りたいものだ。
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