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2008年11月24日 (月)

喜びの西武優勝パレード

 プロ野球日本一を祝う所沢駅西口広場。午前11時にセレモニーが行なわれる西口は、人、人、人で埋めつくされている。3台のスカイバス、白いオープンカー、警備車。ハンドマイクをもつ案内係、たくさんの警備員。所沢駅でこんな人だかりをみたのは初めてだ。

 埼玉西武ライオンズの本拠地・所沢で、優勝パレードをがついに実現した。身動きもできない広場で、優勝パレード実行委員長の当麻よし子所沢市長、上田清司埼玉県知事、渡辺久信監督が「優勝の喜びをわかちあいましょう」とファンにあいさつ。この日集まったファンは主催者発表で7万人。

 ぼくはパレードのあった23日午前9時過ぎ、パレードのゴール地・元町交差点から所沢駅西口までの1.2kmを歩いてみた。9時から交通止めの沿道両脇には警備のパイプ柵がおかれている。熱烈なファンは、すでに場所取りをしている。事故、大混乱を心配してか、すごい警備員が配置されている。警察官だけでも600人という。

 所沢駅西口につくと、すでにファンで人の波。駅改札口には「立ち止まらずお進み下さい」とプラカード、またハンドマイクでファンを誘導している。ファンは少しでも好きな選手の顔をみたい。セレモニーが始まる頃は、もうすごい人だ。ぼくはセレモニー終了前にプロペ通りをとおって、パレードが通過する沿道にむかった。ここも両側は、いつパレードがくるかと人だかり。

 超高層マンションの林立する銀座商店街にパレードがやってきた。先頭のオープンカーには上田知事、当麻市長、さらに渡辺監督、後藤オーナー、3台の屋根なしの2階建てのバスから選手、コーチらが手をふっている。

 沿道のファンは、「優勝おめでとう!」「ありがとう!」と大声援。好きな選手をみつけた若い女性は、手をふって「○○さん!」と黄色い声で応援。肩車された子どももうれしそうに声援。沿道は西武ライオンズの優勝を祝う大群衆だ。

 パレードはゆっくり進む。人波で、沿道のおっかけはむつかしい。なにしろ地元でのパレードは初めてだ。もう一度、選手を身近にみたい、そんな心理もある。旧町の裏通りをよく知っているファンは横丁を走っている。ぼくも好奇心が強い。遠回りだが後についていった。ゴール地点は人で一杯だ。ここでも多くの人がカメラのシャッターを押していた。

 1時間ばかりの埼玉西武ライオンズの優勝パレードは終わった。これから西武ドームのファンの集いにも参加する若い青年は、「初めてパレードをみて感動した。うれしかった」と語る。短時間だったが、地元・所沢で多くの人に感動と喜びをあたえたパレード。

 終了後、ゴール地点にある市街地活性化拠点施設の町造商店(通称まちぞう)には、多くのファンが入っていた。所沢とともに歩んできた「西武ライオンズ30周年記念展」(12月3日まで)を見学している。

 ぼくは近くの喫茶店に入った。警備の柵もはずされ、ごみひとつない通りは、いつものとおりの街の風景に戻っていた。

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