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2008年9月14日 (日)

所沢・旧町の歴史探訪

 残暑はつづいているが、夕方になると秋の虫がにぎやかに鳴いている。敬老の日を前に、つれあいの当麻よし子市長は、昨日100歳を迎えた長寿者宅に祝い品をもって訪問している。「元気でゲートボールをやっていますよ」という方もいたという。ちなみに所沢市内の100歳以上は82人。全国の100歳以上は3万6千人を超え、前年比12%増という。

 100歳、一世紀を生きてきたということになる。大変ながい人生を送ってきた人たちだ。街並み、生活様式、食文化、風俗など100年で日本は大きくさまがわりしている。100歳を迎えた人たちはどんな想いでいるのだろうか。どなたも戦後の日常生活をみても、その変貌を実感していると思う。 

 先日、ぼくは中央公民館主催の「旧町の歴史探訪」に参加した。旧町地区といわれる場所は、かつて小さな商店街が軒をつらね、市役所、郵便局、織物事務所などがありにぎやかであった。いまは、30階建ての高層マンションが何棟もそびえ建っている。旧市役所のロビーに集合して、ボランティアガイド4人、参加者5人で、歴史散策の開始だ。

 今回の「歴史探訪Aコース」のルートは、神明社→新光寺→弘法の三つ井戸→金山神社→実蔵院→織物事務所跡→明治天皇行在所になっている。行程は2時間半。この「歴史探訪」は5年の歴史がある。公民館主催の「ふるさと散歩」の受講生が、旧町地区の「横丁・うらまち・迷路めぐりのマップ」づくりをして、古き所沢の旧町地区の歴史を探訪しようとスタートしたという。

 ぼくは所沢山口生まれなので、今回のコースで訪ねる場所は何回も通ったりして、「よく知っている」と自負をしていたが、それは思い上がりであった。ガイドさんの案内で、新たな小さな発見がいくつもあったからだ。

 たとえば、所沢神明社内にある富士講碑、「富士山」への登山道の階段跡、新光寺内にある飛行試験中(1927年)に墜落した航空受難の碑、明治天皇が1883(明治16)年に休泊された斎藤家の室内である。斎藤家の表通りは、いま中心市街地活性化拠点「まちぞう」があり、さまざまな企画展示がされている。

 ガイドさんの説明がなければ知らないままで終わっている。今回の4人のガイドさんは、すでにリタイアした人たちだ。4人とも地元生まれでなく、所沢への転入者という。実によく勉強されている。資料だけでなく、土地の古老にも聞いたという。またぼくがいま受講している所沢市民大学の修了生とわかった。

 生涯学習でまなんだことを、地域に還元している。「ガイドが終わると一杯のむのが楽しみなんですよ」とAさんはいう。身近な地域を知ろうと、汗を流してのガイドさんに感謝したい。

※所沢市長「当麻よし子」のホームページでは、ただいま所沢のまつりといえばのアンケートを実施しています。ぜひクリックして投票しませんか。 

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