2009年12月13日 (日)

市街地・東川の地下河川工事

 いま12月定例議会中だ。つれあいの当麻よし子市長は、午前8時に家をでて午後11時過ぎの帰宅がつづいている。一般質問の「一問一答方式」がとりいれられて、いままで以上に答弁の準備等に時間がかかっているようだ。

 本会議休会日の12月7日、天皇皇后両陛下が所沢の「国立障害者リハビリテーションセンター」を訪問した。両陛下は、センター創立30周年記念式典に出席、さらにリハビリにとりくむ障害者をはげましている。当麻市長によると、両陛下は実にていねいに障害者に声をかけられていたという。

 昼食をはさんでの視察で、両陛下は、長妻厚生労働大臣、当麻市長らとともに昼食をともにしている。昼食中、2011年の所沢は航空発祥の地100周年を迎えること、旧町には明治天皇の行在所があることなども話したという。ちょっぴりうらやしい経験をしている。

 さて、ぼくは今日「柳瀬川の最上流をきれいにする会」の今年最後の清掃にでかけた。所沢市立上山口中学校の生徒さんが35人、それに会員などが多数参加して、川の掃除、木炭による浄化装置の設置、高橋交差点の土手にサツキを40本ばかり植栽した。「きれいな川を子どもたちに」というのぼり旗をたて作業は短時間でおわった。

 所沢市内の主な河川は柳瀬川と東川。柳瀬川の上流は水量もわずかだが、川下にいくにつれ川らしくなり、志木市役所近くで新河岸川と合流している。もうひとつの中心市街地を流れる東川はさらに川幅は狭い。どちらも一級河川になっている。

 この東川沿いは、大雨がふると浸水被害にみまわれていた。とくに開明橋付近は、毎年のように洪水被害にみまわれ、なんとかしてほしいという声があった。そのため埼玉県は東川の下に地下河川の工事をすすめていた。ぼくは東川沿いに立坑を掘っているのは知っていた。だが、じっさいの地下河川はどうなっているのだろうか?

 第一期工事は金山町の弘法橋から旧市役所前をとおって約1.2km。第二期はさらに牛沼の中橋ちかくの約1.2km。この区間の東川沿いには、住宅密集地、高層マンション、桜並木などがある。東川流域にふった大雨は、上流の流入立坑から地下河川に貯留され、さらに地下河川が一杯になると、下流の排水立坑より排水されるしくみになっている。

 工事が一段落したと聞いて、ぼくは現場監督のKさんに案内していただいた。牛沼の中橋近くには巨大な穴があいている。深さはビル5~6階ぐらいある。監督さんはさっさとおりていくが、ぼくは鉄パイプに手をあて工事用の階段をおそるおそるおりた。

 地下河川の工事は、シールドマシンで掘削し、その後ろでセグメント(円弧状のブロック)を組み立てていく。仕上がりの内径は5.20mもある。まさに東川直下のトンネル工事。   

 台車に蛍光灯をつけた人が先に歩き、監督さんの説明をうけながら、二期工事区間の約1.2kmを歩いた。ときどき頭上の橋の名前、距離が記されている。灯りがなければ真っ暗闇の世界。最終地点は西武新宿線の飛行機新道の旭橋近く。これまた地上にあがるときゆれる工事用階段から下をみると怖い。

 地下十数メートルの東川直下の地下河川。川幅は狭く、蛇行もある。シールドマシンで人知れず昼夜掘られていた。人目にふれない地下河川の工事にはいろいろご苦労があったにちがいない。工事にあたっては、現場近くの住民には、広報紙「東川シールドだより」を発行して進捗状況などをしらせたという。

 最近の天気は集中豪雨が多い。東川の改修工事が完成すると、水量が調整できて、洪水被害はなくなるだろう。それにしても市街地の東川直下に立派な地下河川ができたとは驚きだ。このような地下河川は全国的にもまれではないだろうか。

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2009年12月 7日 (月)

初冬の所沢シティマラソン

 「全国から7600人のマラソン愛好者をお迎えし、第20回所沢シティマラソン大会が盛大に開催できますことにお礼申し上げます。ランナーのみなさん、日ごろの練習の成果を存分に発揮して、ベストをつくしてください」

 これは昨日(12/6)、西武ドームでのシティマラソン大会開会式での当麻よし子市長(大会会長)の歓迎あいさつ。埼玉西武ライオンズの中崎雄太投手、宮田和希投手もあいさつした。

 昨年は西武ドームの改修工事で、旧ユネスコ村での開会式、スタートは公道であったが、今年は開会式、スタート・ゴールも西武ドーム内。午前8時前から続々ランナーと応援者がドームにつめかけた。お天気は晴天のポカポカ陽気だ。西武ドームはわが家から近い。

 ドーム内はウオーミングアップするランナー。これから走る少年野球チーム、サッカークラブの子どもたちもうれしそう。親子づれも記念写真をとっている。外野席は着替えのランナーや応援の家族などで一杯だ。西武ドームの周辺は狭山丘陵の紅葉が美しい。

 午前8時45分、ハーフの部がスタート。最前列に勢ぞろいしたランナーは、当麻市長の号砲のあいずでいっせいに飛び出した。ハーフの部のランナーは3500人近い。コースは狭山丘陵なので高低差がある。

 競技は、男女や年齢ごとにわけられている。ハーフの他に5キロ、3キロ、2キロのコースもある。参加者のなかには、サンタクロース、アニメのキャラクター、消防服姿で走っている人もいた。2キロのファミリーコースは、親子づれでスキンシップのランナーだ。沿道では、「がんばれ、あと少しだ」とさかんに声援が飛ぶ。

 スタートのときから勢いがよかったのは、小学生・中学生の3キロの部。まるで100m競争みたいだ。最初からスピードが速い。ドーム内でうれしそうに飛び跳ねていた少年野球チーム、サッカークラブのメンバーも走っている。子どもたちは日ごろ運動している。1位の女子中学生はあっというまにゴール。

 会場には知人がたくさんいた。「走らないんですか?」と聞かれたが、ぼくは日ごろ運動不足の身。頭では全力で走ろうと思っても、実際は足が思うように動かない。毎年、かげながらの応援団の一員になっている。

 ハーフの部の1位がゴールした。タイムは1時間10分28秒。その1時間後にはハーフの部の表彰式が行なわれたが、まだまだゴールするランナーがたくさんいる。苦しそうにハアハアしながら、うれしさのあまり両手をあげてゴールするランナー。

 5キロを2位で走りぬいた「60歳以上の部」のOさんがいた。孫をだいて賞状を手にして大家族とともに記念写真。みんなニコニコしている。同じく5キロを走った70代に入ったO議員がいた。「どうでしたか?」と聞くと、「毎年ペースが落ちているが・・」と満足げな顔をしていた。

 所沢シティマラソンは、子どもから高齢者まで参加できる初冬の風物詩だ。毎年、速さを競う人もいるが、楽しく家族で、また思い思いの走り方をするランナーもたくさんいる。全国各地から参加したランナーも所沢・狭山丘陵の紅葉を楽しみながら走ったにちがいない。

 ぼくは西武ドームから歩いて帰宅したが、沿道のあとかたづけをしている人がいた。大会運営には、受付係、記録係、救護係、給水係、交通整理係など関係者がたくさん配置されている。初冬の所沢シティマラソン。みなさんのまちのマラソン大会の様子はどうであろうか?

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2009年12月 3日 (木)

所沢駅前のイルミネーション

 今朝の読売新聞に「米軍所沢通信基地を横断する東西連絡道路建設について、所沢市の当麻よし子市長は2日、国の新年度予算案に事前調査費を計上するよう求める要望書を北沢防衛相と民主党の小沢幹事長あてに提出した」との記事を目にした。

 鳩山政権になってから陳情・要望のあり方ががらりと変わっている。従来、12月の予算編成時期には各地の自治体、業界関係者が各省庁に大挙して陳情していた。その陳情方法が大きくさま変わりしている。

 今回の防衛省への要望は、まず地元の国会議員の紹介で、民主党埼玉県連で精査されて、幹事長室へとなる。地元に民主党国会議員がいない自治体ではとまどいもあるという。

 ぼくは昨日、所用で深谷市を訪ねた。JR高崎線の深谷駅はレンガ調の東京駅の丸の内口みたいな立派な駅舎だ。一瞬、この橋上駅舎にたつと外国にきたかなと錯覚をおぼえるユニークな建物。夕方、階段下の駅前にはイルミネーションが輝いていた。小さなイルミネーションの歩道もある。

 所沢駅西口前にも、もっと大きなイルミネーションが輝いている。「お母さん、きれいだね」と小さな子どもが、大イチョウ2本に飾られた電飾にみとれていた。師走にはいると、全国的に師走商戦、まちの活性化のためにイルミネーションで飾るところが多い。

 所沢駅西口のイルミネーションの点灯式は、先日(11/28)ひらかれた。ぼくは昨年も点灯式にでかけたが、今年のワルツビル2階の特設ステージは、まだ午後4時前なのに身動きができないほどの大群衆が集まっていた。

 埼玉西武ライオンズの涌井秀章選手、赤田将吾選手がスペシャルゲストとしてよばれている。おめあては2009年最多勝利投手賞の涌井選手。朝5時から待ち受けたファンもいたという。

 点灯前、「所沢市民吹奏楽団」の演奏、可愛らしい「所沢フィーニュ少年少女合唱団&まめっちょ隊」などがクリスマスソングなどを合唱している。人だかりで子どもたちの顔がよくみえない。ゲストの涌井・赤田選手がみえると大歓声。ますます人だかり。司会が2人にインタビュー。すごい人気者だ。

 点灯式で、当麻よし子市長は「来年は所沢市制60周年。来年こそ西武ライオンズに優勝してほしい。イルミネーションで駅前を明るくし、にぎわいと元気なまちにしましょう」とあいさつ。点灯は、カウントダウンのかけ声のなか、涌井・赤田両選手、当麻市長、秋田市議会議長の4人によっておこなわれた。

 駅前広場の2本の大イチョウの木に紫色のイルミネーション。今年はさらに雪が舞い落ちるようなスノーフォールがとりつけられた。駅出口とワルツをむすぶペデストリアン・デッキ(歩行者路)にも大アーチなどが幻想的なふんいきをかもしだしている。

 冬の風物詩になっている所沢駅西口のイルミネーション。主催の所沢駅西口周辺まちづくり協議会によると、今年は63000球を使用しているという。点灯期間は来年2月14日まで予定している。

 いまデパートや商店街の売り上げが減少している。近所のスーパーも週1回の特売日から2回に変更している。物価下落は消費者にはありがたいと思いがちだが、企業の売り上げ減少、設備投資や雇用の調整、賃金の減少、個人消費の減少などデフレの悪循環が進行している。

 昨年からの世界的な経済悪化のなかで、駅前のイルミネーションのように、来年こそ人びとに希望の光を照らしてほしいと思う。

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